2018年2月27日(火)〜3月11日(日)、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]のエントランス・ロビーにて開催された、リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC×HAPTIC DESIGN PROJECT 「距離0から拓くデザインの未来─見る/聴くから“触れる”へ」の様子をご紹介します。
 


 
 
 
 


 
今回、HAPTIC DESGIN AWARD 2017に作品がセレクトされた方々とお話をしていると、
感受性が豊かで柔らかであることはもちろん、
言葉の使い方や気づきの点が面白い方がたくさんいらっしゃるなあと感じました。

何というか、言葉の表層下にあるたくさんの質感を伴った情報自体を
スムーズに交換するようなコミュニケーションができているような感覚になるのです。

AWARDイベントでは、審査員の廣川玉枝氏に
「ありふれたものの価値をがらっと変える見え方。でも全然押し付けがましくない。
すでに自然なありかた」とのコメントをいただき、こちらも本当に嬉しく思いました。

イベントの主催の方とは「触覚は嘘をつかないもんなあ」とお話をしたのですが、
たしかに「触覚」は嘘をついたってしょうがないくらいストレートで、
疑う余地がないほど私たちにダイレクトに響いてくるような気がします。

それは、「触覚」がより自分が自分自身と遊ぶような時間とともにあり、
その中で、新しい感覚や感情が生まれ続けているからかもしれません。

この場を借りてプロジェクトの関係者の皆さま、展覧会へご来場くださった皆さまに感謝申し上げます。
 
 

来場者の方が貼ってくださった触感シール!

 
 
MATHRAX