神戸は六甲を訪れました。
神戸に来るのはまだ二回目ですが、山と海に挟まれた長細い地形がとても印象的です。

 
本来の目的は作品の展示だったのですが、いい機会なので久しぶりに大学院時代の友人と会うことに。
一日はやめに来て、その友人が作品を展示している六甲ミーツアートを見に行くことにしました。

 
六甲山系にある様々な施設や自然の中にアート作品が共存しています。
ロープウェーで山の上まであがると、なんとすばらしい景色…!
(標高が高いので地上より気温が5度も下がる事もあるそうです。)

 
ここは、その中の六甲高山植物園。

私たちが、東京のインターコミュニケーションセンターの展覧会「ひかり・くうかん・じっけんしつ」にて
エンジニアのお手伝いさせて頂いた、クワクボリョウタさんの作品もある場所です。

 
メインビジュアルだった加藤泉さんの作品も。
いい季節だったからでしょうか、作品たちもどーんとしていて気持ち良さそうな感じに見えました。
もうずっ〜と前からいたよ、と言わんばかりの姿です。

アート作品が身近にあることで、もの言わぬ存在感を感じたり、
風景が何か意味を持って変わったように思えること…、
こういう気づきと出会えるのも面白いものです。

こんな自然の中を歩いて作品を見ながら、久しぶりに会った友人たちと
関西のアート事情を聞いたり、作品制作について話したり…

そんな友人の作品は、この塔がある六甲ガーデンテラスにありました。
田中健司さんの作品「六甲光流」。

プロジェクションマッピングという、建物のシルエットに合わせて映像を投影する手法です。
昔、展望台だった様子を、今ある建物に重ね合わせたり、写真は、本人が色紙で塔を作ってみたりしています。
(こちらの作品はクリスマスまで会期が延長になったそうです!もうそろそろクリスマス仕様になるそう。)

 
久しぶりに自分の仕事のことも忘れて、大自然にとけ込んだ一日でした!
友人の至れり尽くせりのガイドがとても有り難かったです。
六甲ミーツアート2012は11月25日まで。
 

mrk

 
ちなみに神戸での展示の様子はこちらから。