このページでは、2013年10月9日(水)に行われる、渋谷アートファクトリー計画「Fabスターターズ ガイド」の第5回目、「灯りとわたしとインタラクション」の概要と課題を紹介しています。
本日のスケジュール
19:05 ゼミスタート…30分
・MATHRAXの紹介
本日のテーマについてのおはなし
5つのセンサの紹介
テーマに沿った作品紹介など
・課題詳細発表
19:35 チーム分けと席替え…5分
19:40 レクチャー…1時間15分
・Arduinoの使い方、LEDを制御するためのプログラミングなど
・各種センサーの使い方レクチャー
20:55 各チーム毎にアイデアブレストとプロトタイピング(原理モデルを制作)(45分)
21:40 各チーム作品制作方針発表…20分 (〔約2分プレゼン、2分コメント〕×5チーム )
22:00 次回アナウンス…10分
22:10 終了
テーマ「灯りとわたしとインタラクション」
普段、私たちは誰かがつくったインタラクションを数多く体験しています。
例えば照明のスイッチ、自動改札機、自動ドア、音楽を聞いている時の音量調性など…
たくさんのインタラクションに触れ、何気なく順応しています。
この講座では、自分(わたし)がインタラクションを考えて、
オリジナルの灯りをつくることを目標とします。
灯りとインタラクションの間に「わたし」の意思が入るのがこだわりのポイントです。
制作の方法
インタラクションのインプット側にはセンサを用い、アウトプット側にはLEDを用います。
このインとアウトの関係を、Arduinoという小さなコンピュータにプログラミングをして制作していきます。
※今回は短時間のゼミのため、プログラムのサンプルを改変する形で制作します。
(プログラムがわかる方は自分で作っても構いません)
本日つかうセンサ〔インプット側〕
今回使うセンサは以下の5つです。(写真左から順に)
1、可変抵抗(小型ボリューム)
2、振動センサ
3、圧力センサ
4、照度センサ
5、フォトリフレクタ
制作のヒント!
今日使用する5つのセンサは、アイデアによってはたくさんの利用方法があります。
センサの名前にとらわれずに、自由な活用法を探ってみてください!
本日つかうLED〔アウトプット側〕
▼フルカラー(RGB)LEDと電球色のLEDの2つを使って、やさしい色を作ります。
※写真中のArduinoに付いているXBeeは今回は使用しません。
今回の課題
自分(わたし)のインタラクションを考えて、オリジナルの灯りをつくります。
このテーマを自由に解釈して、みなさんそれぞれの灯りをデザインしてください。
条件
・電子デバイス、Arduinoを使います
・インプット側にはセンサ、アウトプット側にはLEDをつかいます。
・LEDのアウトプットには以下のどれかのサンプルプログラムをつかいます。
1、LEDの明るさを変える
2、変化スピードを変える
3、一定時間ゆらぐ
(※センサによって使えるプログラムが限られてくる場合もあります)
望ましいこと(※できる範囲で結構です)
・Arduinoが外から見えないように、何かの中に収まること
・電子部品が入ってることが、バレないような工夫
(ツマミを自作する、できるだけセンサを隠すような工夫)
ゼミ中に作品制作方針を発表していただきます。
Arduino、センサ、LEDを使って、プロトタイプ、または原理モデルを制作してみてください。
MATHRAX