2012年12月16日(日)に渋谷のFabCafeで行われたMATHRAXワークショップの様子をお伝えします。
今回のワークショップ「電子工作でオリジナルのX’mathオーナメントを作ろう」は、
FabCafeの方々と相談をして、電子工作とファブリケーションの入口になるよう、
そして初めての方でも気軽に参加ができるように企画していきました。
内容は、LED基板のハンダ付けと、
クリスマスオーナメントの筐体となる素材のレーザーカット。
それらを組み合わせて自分だけの作品を作ります。
今回はMATHRAXのワークショップということで木と電子回路を使う事にしたのですが、
木を自分の好みで磨き込むことができたり、
LEDの基板は別の物に流用したりすることができるようにしました。
当日の資料になった作り方のページはこちらから。
当日は、FabCafeもクリスマス仕様。
参加者の皆さんに今日作るものの説明をします。
こちらは写真は当日使用したパーツ。
木材とアクリル、六角ナット、そして右下は本日ハンダ付けをするボタン電池のホルダーです。
LED基板も今回のワークショップのためのオリジナルです。
裏表やハンダする場所が分かりやすいよう、市販の基板にはあまりない模様や形ですが、
発注した会社の方も美しく仕上げてくれました。
さぁ、緊張の一瞬です…!
ハンダ付け成功!(皆さんのLED基板がきちんと光ってよかった〜!)
実はこの日はアーティストの飯沢未央さんが助っ人に来てくださり、
今回のワークショップのお手伝いをしてくださったのでした。
ありがとうございました…!
下の写真はレーザーカットの様子です。
素材によって、切れ方も様々。
例えば木はカット面が焦げたり、アクリル板だと少し溶けてとろっとしたりします。
レーザーの強さやカットのスピード、焦点の合わせ方にもよるので
たくさんの経験を積んだFabCafeのスタッフさんにとてもお世話になりました。
ワークショップ中は皆さん、すごい集中力でした。
こちらのリサーチ不足で木材とアクリルの微妙な調整がうまくいかず、
皆さんを少しお待たせしてしまいましたが、
その間もリボンや飾り付けパーツを組み合わせたりと、
私たちの想像以上に、かなりこだわったものを作ってくれました。
人の作品作りを見て学べるところもワークショップの醍醐味なのですね。
ここで、当日参加者が作られたものをご紹介!!
左が木とアクリルを組み合わせた部分、右が裏の基板ホルダー部分です。
基板には電源スイッチと、光り方のパターンを変えられるボタンスイッチが付いているので、
今回は背面をふさいでしまわずに、あえて見えるように作成しました。
(これは後で木の表面のエッジを削りとって磨いても素敵になると思います…!)
残念ながら、こちらに紹介できなかった作品もあるのですが、
それぞれ個性が出ていて、本当に素敵な作品ばかりでした…!!
photographer KENJI KAGAWA
皆さんのセンスの良さが輝く、本当にすばらしいワークショップになりました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
記録写真はいつも素敵な写真を撮ってくださる香川賢志さん。
今回もありがとうございます!
FabCafeのブログにも当日の様子が掲載されていますよ〜!
ぜひご覧ください!