誰もが一度は憧れる魔法のステッキ。そんなステッキを作ってみました。

実はこの時期、自身の結婚式が近づいていたのですが、披露宴の演出をどのようなものにするか、そして、どうしたら参加してくださるお客様に私たちらしいおもてなしが出来るのか、ずっと考えていたのです。

そこで考えついたものが、
キャンドルサービスからヒントを得た「照明をコントロールできる魔法のステッキ」でした!

持ち手はちょっと電子デバイス的な風貌ですが、これはお世話になった先生が開発したデバイスへのオマージュを込めて。
ステッキには小さな妖精がいて(私たちはスイッチボーイと呼んでいます)、どの照明に魔法をかけるかナンバーで教えてくれます。
(魔法をかけるときは「えいっ」とステッキをふらなければいけませんが、実はこっそり手元のボタンで操作するのです…!)

照明もあわせて制作。
会場で電源ケーブルをひくと足をかけて危険なので、電池仕様に。


こちらはステッキの光り方をいろいろな色のパターンで試しているところ。
私はLEDなのに上品な色み、というのが好きなのですが、
久世はカラフルでレインボーなパターンが大好きなんだそうです。
振り過ぎです。

photographer kenji kagawa

式当日は、いろいろとこだわっていたら午前3時まで準備がかかってしまいましたが、
おかげさまで披露宴は無事終えることができました。
皆様のあたたかい気持ちに感謝。
最後は皆さん、思いっきりステッキで遊んでいましたが…私たちは本当はこれが楽しみだったのです!

 
 
こちらは電子工作コンテスト2011に応募した時の映像です。

撮影は朝方に近所の公園で。
久世がステッキをふっている姿を、ジョギング中の方が不思議そうに見られていました。