東京都府中市で活動されている「ラッコルタ -創造素材ラボ-」さんと開催したMATHRAX「いしのこえとみかげ」ワークショップ+成果展のレポートが公開されました。
写真:深澤明子
ラッコルタ -創造素材ラボ-とは、地元、府中市の企業に不要な部材を提供いただき、それらを表現のための創造素材として新たに活かす仕組みづくりをしているグループです。 アーティスト主導のワークショップを通じて、子供や大人が素材から発想した 表現活動に取り組み、新たなものの見方を獲得するラーニングプロジェクトを企画・開催されています。
このプロジェクトの第2回目となる2023年度は、MATHRAXにワークショップと展覧会をご依頼いただきました。私たちはラッコルタの皆さんと、府中市の土地や歴史文化とのつながりが深い「多摩霊園」を歩いてみたり、今回、素材を提供くださった「玉川石材工業株式会社」さんに取材を行いながら、「お墓」や「みかげ石」を題材に、人と石のつながりを再考するワークショップを開催してみることにしました。
今思えば、ラッコルタの皆さんの明るくて柔らかい空気があったからこそ、お墓や石を題材にしたワークショップが開催できたのだと思い返しています。
レポートもとても丁寧にご執筆いただいていますので、ぜひご覧ください。
ラッコルタ-創造素材ラボ- vol.2 「いしのこえとみかげ」ワークショップ+展覧会 開催レポート
「いしのこえとみかげ」ワークショップ情報
日時|2023年2月19日(日) 午前の部 (10:00 – 12:00) 、午後の部 (14:00 – 16:00)
場所|府中市生涯学習センター 3F 和室(談話)+工房1(工作) (東京都府中市浅間町1-7)
講師・アーティスト|MATHRAX 対象|どなたでも
参加費|500円 参加人数|合計19組 33名
「いしのこえとみかげ」成果展情報
日時|2023年3月4日(土)〜3月12日(日) 10:00 – 16:00
場所|府中市郷土の森博物館 旧田中家住宅 (東京都府中市南町6-32)
参加人数|約1078名
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、
NPO 法人 アーティスト・コレクティヴ・フチュウ(ACF)
※本プログラムは、令和3-4 年度市民提案型協働事業として、府中市の文化生涯学習課と協働しています。
ラッコルタ -創造素材ラボ-さんをはじめ、素材をご提供くださいました玉川石材工業株式会社様、そして府中市、東京都、アーツカウンシル東京の皆様、取材協力をいただきました安樂山 誓光院 観音寺様、ご協力をいただきました全ての関係者の皆様に御礼申し上げます。
MATHRAX