岐阜県PRの一環として、2013年2月1日にシンガポール工科デザイン大学にてMATHRAXのプレゼンテーションを行うことになりました。
MATHRAXの坂本は、岐阜県大垣市にあるIAMAS(情報科学芸術大学院大学)という、
情報技術を用いたアート、デザイン、工学、美学を学ぶ学校に在籍していました。
近年、クリス・アンダーソンの著書「MAKERS」によって、
メイカームーブメントという言葉をよく聞くようになりましたが、
ラップトップとアイデアがあれば誰でも自分の製品を作る事ができるというこの考えは、
フィジカルコンピューティングやラピットプロトタイピングなど、
数々の流れを汲んで形成されてきたものだと感じます。
2006〜2008年のIAMAS在籍中にも、情報技術の発展と共に、もの作りの方法や、
それをとりまく環境も捉え直し革新していこうという流れが、
学校自体のあり方、スペースの使い方から授業の内容にいたるまで、事細かに存在していました。
今回は、そのIAMASの准教授である小林茂先生と共に、
「design, learning & industry in the era of the Maker Movement」というテーマで
IAMAS時代の話〜MATHRAXの紹介、作品のデモなどを行います。
シンガポール工科デザイン大学は、建築、プロダクト、エンジニア、デザインなどの
専攻があるそうなのですが、生徒の皆さんは皆一緒に垣根がない中で勉強されているとのこと。
一人一人が多くの領域に属していたIAMASの様子を思い出します。
今回は坂本+Rhinon(らいのん)の出張ですが、何だか素晴らしい出会いになりそうです。
mrk