4月7日(日)渋谷のFabCafeにてMATHRAXのワークショップ、
Fab+電子工作「さえずる鳥のアクセサリをつくろう」が行われました。
当日の様子をレポートします。
当日は嵐の予報があり、FabCafeの方も私たちも心配していたのですが、
幸い嵐が過ぎ去ってくれ、無事にワークショップを開催することができました。
(でも強風でしたね…!)
遠路お越し下さった参加者の皆さま、本当にありがとうございました。
さて、今回のワークショップは「さえずる鳥のアクセサリをつくろう」がテーマでした。
羽根をさわると、音階を奏でる鳥の基板を組み立てて、
FabCafeのレーザーカッターで削りだしたパーツでアクセサリを作るという内容です。
さらに今回は「基板に彫刻」してみる、という新しい試みも…!
これは企画段階で、FabCafeさんも一緒に実験をしてくれ、実現しました。
今回は25名の方のご参加です。さあ、ワークショップスタートです!
まずは、FabCafeのiPadを使ってオリジナルの絵やイニシャルを描き、
レーザーで彫刻を施していきます。
ネットワーク上にアップしていたご自分のロゴデータを急遽ダウンロードして
デザインしてくれた方もいました!
基板というと緑色をしているものをよく見ますが、今回はデザイン上、白色に。
レーザーでの彫刻は、この白いレジスト面を削るように加工していきます。
(銀色のハンダ面は彫刻できません。)
FabCafeスタッフさんの厳密な位置合わせにより、
治具にはめ込まれた鳥たちが次々と彫刻されていきました。
できました!かわいいですね…!
こちらはほんの一部ですが、皆さんのオリジナルマークです。
他には本物のLEDを細かく描いている方、
漢字一文字を書いている方も潔くてかっこいいな〜と思いました。
普段は量産される基板ですが、
オリジナルの彫刻によって、基板が世界に一つのものになっていくのを見ている瞬間でした。
さて、ここからは、部品のハンダ付けです!
今回は、ほっぺのLEDと四角い形のスピーカーをハンダ付けしました。
ハンダ付けが初めての方もいらっしゃいましたが、皆さんとてもお上手でした。
助け合いの心…!(たしかに手が3つくらい欲しいこともありますよね)
皆さんとても優しい方が多かったですね。
ハンダ付けが終わると次第にピヨピヨ(?)と声が聞こえ始めました。
(なんともう音楽を奏でている方も!)
鳥がさえずるようになったら、お好みでアクリルパーツやリボン、
スワロフスキーのパーツなどを付けていきます。
今回は特別に、アクリルを削りだした指輪を数種類と
ネックレス用にカットした基板カバーをご用意しました。
アクリルはカットするレーザーの強さによっても、とろっとした質感になったり…
(別の場所でカットを実験したものは、シャリシャリとした感じでした。)
レーザーで切り出すパーツ作りにも質感作りの奥深さがありますね。
皆さん、最後の最後までこだわって自分の鳥の制作をしてくださいました。
photographer KENJI KAGAWA
おつかれさまでした!!
皆さんのおかげで毎回予想もしないものが出来上がることが、
MATHRAXの糧になっているのだなあ〜といつも感じます。
今回はご参加いただき、本当にありがとうございました。
ご自分で音を作れないかご相談くださった方、
ワークショップのお話を持ちかけて下さった方…
短い時間でしたが、皆さんとご一緒できたこと、とても嬉しく思います。
またどうぞ宜しくお願いいたします。
今回の写真もKENJI KAGAWAさんに撮って頂きました。
とってもドリーミーな雰囲気です。ありがとうございました!!
また、素敵な映像を撮って下さったキムさん、
毎回多大なるご協力をいただいているFabCafeの皆さんにも御礼申し上げます。
—
先日、FabCafeさんがレポートをあげてくださいました。
丁寧に、臨場感あふれる様子で書いてくださっています。
こちらもぜひご覧ください!
mrk