2022年9月24日(土)− 10月16日(日)、豊中市立文化芸術センターにて、開催された展覧会「光さす間に」の記録映像ご紹介です。

《光さす間に》Before Light Reveals 記録映像 [MATHRAX Direction ver.]
 Director:MATHRAX
 Camera: Thomas Beswick
 Editor:Kenji Tanaka
 Performance:Tomoyo Okada, Chiaki Ishigami
 Special Thanks:Kenji Kagawa, un:ten(Junko Ito), Rie Usui

展覧会「光さす間に」は、豊中市立文化芸術センターの場所性から、芸能の始まりを示していると言われる日本の神話「天岩戸神話」をモチーフに、会場構成を行いました。センターの外に聳え立つヴァイキングの壁画を須佐之男命(すさのおのみこと)に見立て、その対極に岩戸隠れしてしまった天照大御神を配置しています。

展覧会「光さす間に」の会場構成

この映像は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)役をダンサーの岡田智代氏に、天宇受売命(あめのうずめのみこと)役をコンテンポラリーダンサーの石神ちあき氏に依頼し、出展した5つの作品の紹介と合わせて構成したものです。

撮影日は、太陽の女神が本当に岩戸隠れしてしまったかのような大雨でしたが、撮影チームの皆さんが機転を利かせて動いてくださったおかげで、当初のイメージをはるかに上回るような映像となりました。MATHRAXの作品を深く理解してくださり、そこに自分なりの考えを持って対峙してくださったダンサーのお二人にも感謝しています。この場を作り上げてくださったセンターの皆さん、関係者の皆さんにもこの場を借りて御礼申し上げます。



豊中市文化芸術センターでも展覧会の様子を紹介したアーカイヴ映像をご制作いただきました。
撮影・編集は、Twelve Inc.の須賀亮平さんです。こちらもぜひご覧ください。

【とよなかアーツプロジェクト2022-23 | 豊中市立文化芸術センター】展覧会「光さす間に」アーカイヴ | MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕

MATHRAX