大人の科学マガジンの「ふろくで遊んでみました」という企画のために制作した作品『星の竪琴』です。
▲形は夏の大三角形の中の「琴座」をモチーフに
実はちょうどこの企画のお話をいただいた頃、オルゴールミュージアムに行って
いろいろなオルゴールを見たり、音を録音させていただいていました。
古くて、大きな円盤のディスクオルゴールを見ていると、
小さな無数の孔が音楽という情報を持っていることに気づきます。
ふと、「もしかして夜空の星の並びにも何か意味があるのかしら?」という壮大な気分に。
星の奏でる音を聴いてみたくなりました。
そこで制作したのが「星の竪琴」です。
▲竪琴の弦の部分には琴座の5つの星を形どった光センサー
▲台座の下にはスピーカー
▲ドライバーで音量やテンポ、センサーの感度調整ができます
ふろくプラネタリウムを回転させると、たくさんの星がこの光センサーの上を通ります。
星の明るさを感知すると、鷲の基板に情報が伝わり、
その明るさを様々な音の高さに割り当てて、音を生成しています。
星の明るさを7等星まで表現できるようになった今回のふろく。
その良さを活かして光センサーも32段階の明るさを感知するようにしました。
映像はこちら。
今回はさらにパワーアップした大人の科学マガジンのプラネタリウム。
ふろく開発のエピソードもとても面白いですよ。
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mrk