2015年8月29日(土)- 9月13日(日)、渋谷セルリアンタワー東急ホテル1FのGALERIE AZURさんにて開催しているグループ展「楚々(そそ)」。
只今こちらに展示している電子基板やLED作品の紹介を少しだけさせていただきます。
電子基板は、基板に部品をはんだ付けし、回路に電気を流すと
ある定められた働きをするように設計されています。
もちろん、回路や部品に間違いがあれば、部品自体が壊れたり、時には燃えたりすることもあるのですが、
基板自体はある安定した電気の流れを持つ、一つの世界観があるようにも思えます。
上の写真は部品を付けていない基板ですが、このさっぱりとした感じもなかなかいいなあと思っています。
基板には、天地を作るために星や鳥、蝶や魚を描いているのですが、こちらも三角形がモチーフです。
光の通る小さな穴は、基板の表と裏をつなぐためのものですが、こちらもよくよく見ると天の川のようです。
部品をはんだ付けし、プログラムを書き込むとLEDが光らせることができます。
さらに、メイン基板を作ることで、基板同士が光り方の情報を通信するようにしています。
(下の2枚のみ photographer KENJI KAGAWAによる撮影です)
三角基板を使ったカモメの照明作品「ひかりのミナモ」の記事はこちらから。
ぜひ会場でも実物をご覧頂けると嬉しいです。
MATHRAX