12月1日(土)-2日(日)に開催される「Ogaki Mini Maker Faire 2018」(岐阜県)にて作品を展示します。
水都・大垣
今回のMaker Faireが開催される大垣市は「水都」と呼ばれ、
湧水や水路、輪中など、古くから「水」とのつながりが深い土地です。
川の水が移ろい流れていくように、世の中の様々な情報はもちろん、
私たちの心身も常に何かを志向し、入出力を繰り返しながら変容し続けています。
かつて水運によってこの地に辿り着き、人々の生活に根ざした物資の測量に用いられてきた枡も、
情報の入出力(In/Out)にも似た「入枡・出枡」という言葉を残していることから、
私たちは、水、大垣産の枡(ます)、そして情報技術を題材にした
サウンドインスタレーションを制作することにしました。
大垣産の枡
この作品の制作にあたり、大垣で枡を生産している大橋量器さんの工場を見学させていただいたのですが、
枡は真上からみると、側面の木材は、必ず右の板が上にくるように組まれており、
「入」という漢字を表わしているのだと教えていただきました。
枡は縁起物としても用いられており、いつも外からよいものが入ってくるようにと、
枡の形状にもそのような意味が込められているのだそうです。
Maker Faireの日は、私たちも会場にいる予定ですので、
お誘い合わせの上、ぜひ会場へ遊びにお越しください!
※この作品は、 IAMAS(情報科学芸術大学院大学)先端IT・IoT利活用啓発事業2018の一環で行った
工業専門学校生、専門学校生とのワークショップでの制作物を新たな形で展開するものです。
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Ogaki Mini Maker Faire 2018
日 時 2018年12月1日(土)12:00 〜 18:00、12月2日(日)10:00 〜 18:00
会 場 ソフトピアジャパン・センタービル(岐阜県大垣市加賀野4-1-7)
入場料 無料
主 催 Ogaki Mini Maker Faire 2018 実行委員会
共 催 ㈱オライリー・ジャパン
後 援 岐阜県教育委員会、大垣市教育委員会、大垣観光協会
MATHRAX