大人の科学マガジンのふろく「Vツイン蒸気エンジン」を使った作品「蒸気走馬灯〔じょうきそうまとう〕」を作りました。

「蒸気走馬灯」は、蒸気エンジンで発電した電気でLEDをストロボのように光らせ、
蒸気や熱で灯籠を回してアニメーションを動かす作品です。

 

この蒸気エンジンをじっくり見ていると、
映写機を思わせるようなエンジンの音がとても心地良く、
シューッと水滴を飛ばしながら蒸気が出ている感じも新鮮。

私たちは制作にあたって「発電」というお題を頂いていたのですが、
試行錯誤の末、動力を使って発電をするだけではなく蒸気や熱も使って、
エネルギーが作品の要素と絡み合っている作品にしたいねえ、という話になりました。

当たり前の現象なのですが、
エンジンの動きと音と光が同期するその瞬間になぜか魅せられてしまうのです…!

 

写真は、発電のために巻いたコイル。
エンジンのクランクシャフトの先に磁石がついていて、
コイルの中でぐるぐる回って電気を起こします。

作られた電気はこの回路の中で方向と量を整えられて、LEDを光らせます。

木の板にのっているのがLED。灯籠には馬が走るアニメーション。

 
映像はこちら!

詳しくはぜひ本誌をご覧下さい!

 
mrk