社会福祉法人 視覚障害者支援総合センターより発行の月刊「視覚障害ーその研究と情報」No.377に、茅ヶ崎市美術館の展覧会「美術館まで(から)つづく道」について執筆・掲載いただきました。
 

こちらの雑誌を編集長さんにご紹介いただき、私たちもとても興味深く拝読しました。

例えば、世界パラ陸上競技ジュニア選手権大会のリアルな遠征記や、
私も初めて知ったブラインドダンス競技について。

オリパラサイトでのチケットの取りにくさのデザイン改善方法の提案は、
デザイナーや運営にとっても貴重な情報源になるでしょう。

おしゃれコーナーでは、ストッキングの各デニールの紹介までありました。
(言葉で表現してもらえると実はとても分かりやすい!)

視覚障害といっても、見えにくい人から見えない人まで様々。
読んでいるうちに、その方の身体感覚によって作られる周囲の風景の感じ方を
体験させてもらっているような感覚になります。
 
月刊「視覚障害ーその研究と情報」No.377

作品「うつしおみ」を体験してくれた来場者のみなさん

写真は、視覚障害をもった方や盲導犬ユーザーの方、車椅子の方、
付き添いの方の10数名で美術館に来てくださり、
作品「うつしおみ」を体験してくださっているところです。

うつしおみを体験したり、演奏してみたり、ソファでくつろぎながら人と話したり、
思い思いの時間を過ごしてくださいました。

あまりにも長い時間、皆さんが展示室にいてくださったので、
同行いただいた編集長さんも大きく紹介してくださったとのこと!
最後には作品「うつしおみ」の体験を「旅」と表現いただき、私たちも嬉しく思っています。

こちらの雑誌は、墨字版・点字版・DAISY版・CD-R(点字データ版)の4媒体で展開されているそうです。
機会があれば、ぜひご覧ください。

▶︎ 月刊「視覚障害ーその研究と情報

 
 
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