福岡県宗像市にて開催される「世界遺産宗像宗像みあれ芸術祭2025」の作品公募において、MATHRAXの作品案『いしのうた ― 音にふれる、時にふれる』が大賞をいただきました。作品は、10月1日〜20日の芸術祭の会期中に展示予定です。

今回の芸術祭の会場、宗像には、宗像三女神を祀る「宗像大社」があります。
沖ノ島、大島、本土にそれぞれ、沖津宮、中津宮、辺津宮があり、この三宮を総称して、宗像大社というそうです。
ちょうど10月の芸術祭のスタートとともに開催される秋季大祭の海上神幸「みあれ祭」では、沖の島、大島に祀られている御神璽(みしるし)を本土にお迎えするために、100隻以上の漁船が大漁旗を掲げて海上を大パレードするそうです。

2022年、大阪豊中市で開催したMATHRAXの個展『光さす間に』では、天照大神(あまてらすおおかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)を題材に構成したのですが、今回の会場は、その二人の神々が誓約(うけい)という儀式を行なって生まれた「宗像三女神」が祀られている土地であり、何だかご縁を感じずにはいられませんでした。
また、福岡はMATHRAXの久世の生まれ故郷でもあり、小さい頃はよく宗像の方へ父親と釣りに行ったとのこと。懐かしくも新しい場所、宗像に訪れるのをMATHRAX共々、楽しみにしています。
世界遺産宗像 宗像みあれ芸術祭2025
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世界遺産宗像 宗像みあれ芸術祭 公募作家決定のお知らせ
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