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先日、JPCA show 2013(第43回国際電子回路産業展)で行われた「2013 IPCはんだ付けコンテスト」にてMATHRAXの久世が優勝いたしました!


このコンテストは、東京ビッグサイトで開催されたのJPCA show 2013のオープンセミナーイベントの1つなのですが、マスラックスの「さえずる鳥の基板」をP板.comさんのノベルティに採用していただいたご縁で、P板.comさんに招待チケットをいただき、マスラックスも東京ビッグサイトに出かけることになりました。

そこで気になっていた「はんだ付けコンテスト」にも参加登録。

国際基準で審査してもらえることだけでも興味があったのですが、そこでまさかの優勝をいただいてしまいました。本当に嬉しいです!

 

ビッグサイト内は撮影禁止だったため詳しい写真がなく、どんな様子かお伝えしたく探していたら、会場風景のイメージがわかる過去のコンテスト映像がありました。

 

 

内容としては、40分以内に配布されたプリント基板と部品をはんだ付けするというもので、この動画と同じプリント基板をはんだ付けしました。

φ5mmの砲弾型LEDや、DIPのIC、チップ抵抗や、SSOP16pinのICに、TQFP100pinのIC、ジャンプワイヤーなどなど、36~37個の部品をはんだ付けします。単純計算で1分に1個つけるようなペース。

 

いよいよはんだ付けがスタートすると、IPCのマスター・インストラクターの方に後ろからずっと見られて採点されます。緊張してピンセットが震えて部品が持てません・・。

ミスをしてもはんだを除去する道具がなかったため、はんだをたっぷりつけた直後にプリント基板を机にたたきつけ、はんだが液体の状態のうちに落とす方法で、なんとか対応しました。

30秒ほど残してもとの袋に入れたところでマスター・インストラクターの方に回収され、コンテストは終了しました。

 

その後、1時間くらいして電話があり、「上位3位以内に入賞されましたので明日の10時半~11時までに表彰式に来ていただけますか?」という内容。「また明日もビッグサイト?(笑)」って話になりましたが、「たぶん3位だよ」と話しつつこの日は帰宅しました。

 

翌日会場に着くと、スーツの人がたくさんいて、日本人の女性の方からマスター・インストラクターのところへ案内されました。「今回1位になられまして・・」と話がはじまり、聞き間違いかと思いましたが、その後、賞状や、ガラスのトロフィー、賞金をいただき、皆さんと握手したり、写真を撮ったり・・。

さらにマスター・インストラクターの方から「来年の3月にラスベガスである世界大会にご招待します。日本代表です。」と言われ、ただただ驚くばかりでした。

そんなこんなで、日本代表になってしまいました!世界大会のために練習しなくては!

shz