FAB9(第9回世界ファブラボ代表者会議)の前夜祭の様子をお伝えします。
先日は、プレス内覧会やウェルカムパーティ(前夜祭)が行われました。
世界50ヶ国200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房のネットワーク、「ファブラボ」の皆さんが日本に集結しています…!
富士通株式会社さんとのコラボレーションで、展示をさせていただいている
MATHRAXの作品「Tree-ring records」も大盛況でした!
年輪をレコードに見立てて音楽を作っていますよ、と説明した時の
皆さん驚きがとても嬉しかったです。
ナチュラルな枡本来の質感や形の美しさも、とても気に入ってもらえているようですね。
今回は、制作の仕方をオープンソースにしていることで、会議の休憩時間にも制作ができます。
先日は他の国のFabLabの方が、持ち帰って自分の国の木でも作るね!と言ってくれたらしく、
嬉しくなりました。
私たちも実際に様々な国の方のサイトの情報を頼りに制作させていただいていますので、
作って発信するということで、さらに皆さんとつながりを持てているのだと思います。
今回の会議では、実際に顔を合わせ、その場の空気を感じながら情報交換をできるのは
とてもいい機会だと思いました!
こちらのページにアプリや回路図、基板の切削データ、部品表をアップしています。
作り方の紹介はLabページへどうぞ。
・[technology] …回路図、基板、参考URL
・[hand soldering] …電子基板のはんだ付けの仕方
・[Assemble] …枡への組み込み方
よく見ると会場内のいたるところに枡が…
そしてウェルカムパーティーの会場にも…!
ウェルカムパーティでの乾杯はこの枡で。
皆さん、ぜひこの枡でも「Tree-ring records」を作って行って下さいね!
今回のプロジェクトを企画し、つなげてくださった富士通株式会社の皆さん、
岐阜県立森林文化アカデミーさん、枡の大橋量器さん、母校である情報科学芸術大学院大学に
改めてお礼を申し上げます。
mrk