おとなの科学マガジンPLUS「電磁実験スピーカー」が11月28日に発売されました!

MATHRAX、またふろくで遊ばせてもらいました!
このふろく、実はコイルからコイルへと電気を渡すことができ、
離れたLEDにワイヤレス給電ができるのです。

 
コイル子象のメリーゴーランド

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付属のLEDのキットにもコイルが巻いてある部分があるので、少し離れても明るく光ります。

しかも、ステレオジャックとスピーカーがついているので、
携帯などをつないでミュージックプレーヤーにも!
音に合わせてLEDが光るモードもあるのです。

idea

いつも何か作品のアイデアを考えていると、必ず問題になってくるのが、電源のこと。

このふろくは、電源ケーブルの配線のこと、
象の中に仕込んだLEDの電池を取り替える構造のことを考えなくてもよいので、とっても楽でした。

メリーゴーランドをぐるぐる回してケーブルが絡まる!とか、そういう心配も全くいりません。

 
 
以下、実験や制作中の様子です。

coil_LED▲もしかすると、コイルを巻いてある部品とLEDをつなげてみたら光るかな…?さっそく実験。

solenoid_LED▲これはソレノイドという部品。コイルがあります。光った…!

coil_maki

このコイルの素材は、ポリウレタンワイヤーというもの。
以前、大人の科学マガジン「Vツイン蒸気エンジン」のふろくで「蒸気走馬灯」を作って遊んでみた時に、
実はコイルの巻き方を実験していたのです。

手で巻くのは大変なので、ホールソーを利用します!
しかも電源に調光器をつけて巻きのスピードをコントロール。
まるでミシンのボビンへの糸巻きをしている気分です。

LED_LED▲コイルの巻き数で光り方は変わるかな?多い方が明るい!?

bond▲子象のオブジェも制作!

zou_LED▲頭にLED。中の構造はいたってシンプル。

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zou▲象の形に丸みを付けて磨きます!目が小さすぎるとよく言われます。

laser▲レーザーでラスタとカットをしたペクイア(ミカン科)という黄色い木。

senaka_atama

kozou_01
なぜメリーゴーランドなのに馬じゃなくて象なのですか?と聞かれるのですが、
何だか、あり得ないものが浮遊していてほしいイメージがあったのです。
無線給電によって、様々な制限から自由になる、という希望もふくませて…

昔の人は、電気のこと、どのように思っていたのでしょう…。
本誌もぜひご覧下さい!

 
MATHRAX