2015年7月15日〜8月17日、阪急うめだ本店1階コンコースにて、アーティストグループ「ハジメテン」の手がける夏のショーウィンドウ「ゴキゲン!あの頃の夏」が展示されています。
MATHRAXはモーターやアクチュエーターを使用した作品の動きをお手伝いさせていただきました。
また、TASKO.incさんにも協力をお願いし、巨大な「変わり屏風」を2つ制作しています…!
全長4m近くある「変わり屏風」。屏風がパタパタと回転し、別の絵が現れます。
ハジメテンは、飯川雄大氏、梅佳代氏、金氏徹平氏、川島小鳥氏、小橋陽介氏、西光祐輔氏、
パトリック・ツァイ氏、原田拓哉氏からなる写真家、美術家、画家のアーティストグループです。
ビビットでシュールで、でもどこか懐かしいような夏の風景を
阪急うめだ百貨店の巨大ウィンドウ7つに展開されています。
タンスにシール、親戚が集まるおばあちゃんのうちを思い出します…
こちらは「海水浴」と名づけられたウィンドウ。
1秒間に800mmの距離をすっと動くアクチュエータを使用して、
なぜかフルーツからきゅうりやお姉さん、お兄さんが飛び出します。
じっくり顔を見たいけど、すぐにフルーツの中へ入ってしまうのがもどかしくていいのです…
近々映像もご紹介したいと思います。
今回「変わり屏風」の造形をお願いさせていただいたTASKO.incさん。
MATHRAXとは、以前より「大人の科学マガジン」などで、
造形+モータープログラムでコラボさせていただいたりとお世話になっています。
工場長の木村さんをはじめ、頼りがいのある素敵な人たちが集まっています。
今までにないものをまるであったかのように実現してしまう…そんな面白い会社です。
猛暑の中の制作、本当にお疲れさまでした…!!
屏風を回転させる力強いモーター
写真は試作中のもの。この後、機構上またすごい発明が成されることに…
今回の展示は、作品展示の場を提供してくださる阪急うめだ百貨店さんと
アートコーディネーターの内田真由美さんの粋な試み、
そしてハジメテンさんのアイデアをはじめ、
アーティストやサポーターたちの意匠、造形、動き、構造、機構、プログラム…と、
たくさんのものが集約した展示となっています。
大阪駅付近を通りかかる際には、ぜひともご覧くださいませ。
この場をお借りしまして、アーティストの皆さん、阪急うめだ百貨店さん、
今回の展覧会をサポートしてくれている皆さん、全ての関係者の皆さまに御礼申し上げます。
MATHRAX