2016年6月1日、CQ出版社発行の「MOTORエレクトロニクス No.4」が発売されました。
今回も表紙・本文のイラストを担当させていただいています。
今回のテーマは、私たちも待ちこがれていた「リチウム・イオン電池の実践研究」についてです。
リチウム・イオン電池は、一般的に携帯電話やパソコン、カメラのバッテリーにも使われていますが、
私たちも作品によく使っている電池です。
電源をとるための配線やアダプタの場所をとらず、
持ち歩けるような構造なども考えられるため、重宝しています。
ただ、使い方を誤ったりすれば、熱をもったり、爆発をしたりと、危険を伴うものでもあるため
非常に気を遣う電池でもあります。
温度や、電池の残り具合にも気を配らなければならず、
充電方法も厳密なため、とっても繊細なイメージです。
今回の号では、リチウム・イオン電池の作り方から、
壊した際のシミュレーション(釘刺し実験)の様子も紹介されています。
やってみようと思ってできることではないので、このような特集を組んでくださり
本当にありがたいことだと思います…!
車のボディや、その反射面が大好きです…
今回の表紙のイラストのテーマは電池と車でした。
技術と芸術が混ざり合うところ、
このような物事が人の心を魅了してやまないというのは、今も昔も、他の分野でも変わりません。
そこに美しさを覚える人間の心の動きも、面白いなあと感じます。
そんな場所にいれることに、私たちは日々感謝の思いです。
MATHRAX mrk