NIKKEN ACTIVITY DESIGN labさんが企画・主催するパブリックスペースの実験的なイベント 『PUBLIC SMILING』は9月30日(金)までです。

飯田橋駅近くの日建設計さんのオフィスビルの1Fにて開催されていますが、誰でもお越しいただけます。
近くにお立ち寄りの際は、作品に触れたり、芝生でゴロゴロしたりしながら
ぜひ寛いでいっていただければと思います。
 
コラボレーション作品の調整の様子モニタの光と石

コラボレーション作品の調整の様子

会期も終盤に入りましたが、
先日はMATHRAXの石の作品と、プログラマー・ビジュアルアーティストの右左見拓人氏との
コラボレーション作品の設置を行ってきました。

右左見氏は「Skylight Portal」という
まるで空の光の照明作品とも言えそうなモニタを使った作品を制作し、
大胆かつ繊細な表現で会場を彩ってくれています。
 
モニタの映像の様子
右左見氏

右左見拓人氏(左側)

 
 
作品「石の声」

石にふれると…

 
この「Skylight Portal」は、同じく会場にある私たちの石の作品とある関係性を持っています。

私たちが「石」、右左見氏が「空」だとすれば、
まるでパブリックスペースに「地と空」をつなぐ入口が生まれたかのような
面白い構成になっていると思いますので、ぜひ会場でご体験ください。

 
以前の展覧会で茅ヶ崎市の中学生たちと制作した作品が
まさかこのような形に変化していくとは!

海岸で石を選んでくれた中学生たちにもぜひ見てもらえると嬉しいですね。

 
 
作品「language」languageのオブジェのゾウ

資生堂グローバルイノベーションセンターの研究員の方と制作したlanguage

 
今回は、パブリックスペースに作品を置くにあたって、
先の展覧会でお世話になった茅ヶ崎市美術館の学芸員さんに
作品の保存を見据えたアテンド方法や注意点などを共有いただきました。

イベントを主催してくださる皆さんにも、たくさんのご理解とご協力をいただき感謝しています。

それぞれの分野が違っても、ざっくばらんに話して共有できることって大事ですね。
様々な領域を行き来し、たくさんの分野の方と組ませていただく醍醐味を毎回存分に感じています。

この場を借りまして関係者の皆様に御礼申し上げます。
 
 


Credit
 
language〔ランゲージ〕

制作:中西 裕子・松本 薫/資生堂グローバルイノベーションセンター、久世 祥三・坂本 茉里子/ MATHRAX
協力:inu it furniture
 
□ 石の声

制作:久世 祥三・坂本 茉里子/ MATHRAX
協力:茅ヶ崎市美術館、西浜中学校・松林中学校の美術部の皆さん
コラボレーション:右左見拓人「Skylight Portal」

 


 
 
MATHRAX