10月31日はハロウィン!
「つくる」から「つながる」サイト”Fabcross“のものづくり企画にて、ハロウィンのジャック・オ・ランタンと、そのランタンに光を灯すステッキを、エンジニアの方とともに作りました。
サイトの記事はこちらから。
ハロウィンを電子工作!? Arduinoで作る魔法のランタン
今回の企画は、私たちの作品をエンジニアの方がカスタマイズしてみたら?という内容で、
MATHRAXの魔法のステッキ「マジカルマスラックス」をもとにハロウィン仕様で制作してみることに。
この企画、普段から電子回路を使った作品を作っている私たちも、
MATHRAXのやり方や特徴が客観的に見れるのかも…?という興味がありました。
今回は2人のエンジニアの方がいらしてくれたので、
ハロウィンのジャック・オ・ランタン、
そしてそのランタンを光らせる魔法のステッキの2つを分担して制作していただきました。
今回集まったメンバーたちは、お互いエンジニアと言えど、普段は別の分野でお仕事をしています。
そのため、自分たちのこだわりどころや、エンジニアの仕事に対しての印象などをお話するようにしました。
今回はLEDの光を扱うということで、私たちは美大で使用していた色見本を持参。
色環を白黒写真で撮影するとグラデーションになるということを
実際に携帯のカメラでお見せし、
色相はもちろんのこと、明度や彩度を重視したLEDの色の作り方をしているとお伝えしました。
例えば、ある「一日の光」を言葉で表現する場合、
自分の立場や職業が違うだけで、人それぞれまったく違う表現をするでしょう。
画家の場合は「絵の具の色」の表現をするでしょうか?
学者だったら「季節、太陽の向き、時間、天気、湿度」などで表わそうとするでしょうか。
では、詩人は?裁判官は?エンジニアは?
こういうこと、普段は何気なくやっているけど、
きちんと言葉にして考えた事があまりなかったな…と、自分たちでも何だか新鮮な気分でした。
▲ステッキの感圧センサーを抑えるためのシールはハロウィン仕様。その場でデザインしてカット。
▲LEDの光を拡散するクリスタルはカボチャのちょんまげ?のようになりました…
▲時間ぎりぎりまで、ランタンとステッキの相互関係の演出がつめられます…!そして…
素敵なハロウィンのランタンとステッキが出来上がりました!
何だかとてもいい雰囲気で、撮影をしているお店の前を通る方たちの中にはふと足をとめる方も。
撮影協力:
WORLD BREAKFAST ALLDAY (東京都渋谷区神宮前3-1-23 1F)
▲なんとステッキの振り方で光り方が変化する裏技も隠されています。
photographer KENJI KAGAWA
Fabcrossにこの記事を書いて下さったライターのpolymoogさんは、
秘密のコマンドに合わせてステッキを振りながら、かぼちゃに魔法をかけようと必死な大人たちの姿は、
まるで魔法学校の見習い魔法使いでもあるかのよう。
と言い表してくださり、思わず「そうかも!」と笑ってしまいました。
ライターのpolymoogさん、企画を立ててくださった越智さん、取材と撮影をお手伝いくださった林原さん、
いつもの如く素敵な写真を撮ってくれたphotographer KENJI KAGAWAさん!
この場を借りまして皆さまに御礼申し上げます。
この作品は、11月3(日)〜4日(月祝)に、東京の日本未来科学館、
タイム24ビルにて行われるMaker faire Tokyo 2013でも、Fabcrossさんのブースで展示されます。
MATHRAX