大阪医科薬科大学病院(大阪府高槻市)の新本館エントランスホールに設置いただいた作品《槻(つき)のこもれび》の様子のご紹介です。

エントランスホール内、カフェラウンジの吹き抜けに設置されたこの作品は、高槻市の木である「けやき」に鳥たちが生き生きと集まっている情景をイメージしています。MATHRAXは、大樹のイラストレーションと10羽の鳥のレリーフを手掛けました。

1Fからの風景

2Fからの風景

10羽の鳥たち

新本館は、バイオフィリアをコンセプトにした建築空間になっており、自然を取り入れた様々な趣向と数多くのアートで構成されています。病院とは思えないような空間に私たちもどこかゆったりとした気持ちに。

見学日には、病院を施工した清水建設さんと病院の広報の方が立ち会ってくださったのですが、患者さんや医療者の方のことを考え、病院の空間にはたくさんの細かな気遣いがあることを教えていただきました。

作品を設置した壁面の柔らかな曲面、実はイラストレーションの色に合わせて微細に色を変えてくださっている吹き出しの色なども実際に見るととても綺麗だと感じました。

私たちの作品が設置されている場所にはTULLY’S COFFEEさんがあるのですが、こちらのカフェはどなたでも利用できるとのこと。お近くにいらした際は、ぜひこちらで一息つきながら作品をご覧いただけたらと思います。
あらためて、制作に携わってくださった全ての関係者の皆さまに御礼申し上げます。

壁面に設置する前の鳥の彫刻の様子や、高槻の風景などはこちらの記事で紹介しています。

こもれび@大阪医科薬科大学病院

MATHRAX