先日、#STORY TELLING賞をいただいた「WOOD CHANGE AWARD」や受賞作品についての詳細が、雑誌「Pen」にて紹介されています。
「WOOD CHANGE AWARD」のトロフィーには杢の美しい木材が設えられていました
これまでにない日本の木の使い方、木が使いたくなるコミュニケーションなど、「木へのまなざし」を大胆にチェンジ(変換・転換・更新・拡張)するアイデアの公募「WOOD CHANGE AWARD」。MATHRAXは、インスタレーション作品「うつしおみ」をベースにしたアイデア「触れると思わず前に進みたくなる、音を奏でる木の手すり」を応募させていただき、#STORY TELLING賞をいただきました。
3月5日のオンライン授賞式では、審査員の方や関係者の方の、今回のテーマでの選出の難しさについての感想が、今の世の中の多面性を表しているようで印象的でしたが、デザイナーや作り手が木を使ったものづくりをライフワークにできるような場がもっとあっていいという意見には、とてもうなづけました。
今回はオンラインでの授賞式だったため、普段のように会場で人々と接する形とは違って、他の受賞者の方とコミュニケーションをとれる時間があまりなく、やはり少し寂しさを感じました。今までにも会場での、ちょっとした会話から新しいつながりが生まれたりすることが多々あったので、このあたりの自分の動き方や方法を今の時代は変えていく必要があるのでしょうね。
私たちはアートやデザインの面からの挑戦ではありますが、また皆さんといつの日かお会いできるように精進しつつ、活動を続けていけたらと思います。
MATHRAX