2023年の夏に大阪府堺市の文化観光施設「さかい利晶の杜」で開催されたMATHRAXの展覧会『茶の湯に吹く風・みる きく ふれる 現代アート』の記録映像のご紹介です。

『茶の湯に吹く風・みる きく ふれる 現代アート』は、2023年の夏に大阪府堺市の文化観光施設「さかい利晶の杜」で開催されたアートユニットMATHRAX(マスラックス)の展覧会です。会場となったこの施設は、千利休の屋敷跡に隣接しており、千利休の歴史をめぐる展示室の他、国宝『待庵』を再現した茶室『さかい待庵』などを有しています。この映像は、現代アートと茶の湯の世界の出会いをテーマに構成した展示作品を、施設を回遊しながら紹介するものです。

茶室へと続く露地を進み、利休の茶の湯の情景を辿る、光と音と香りのインスタレーション《うつしおみ》や、現代の侘び寂びをテーマに堺市の陶芸家・昼馬和代氏とコラボレーションした新作《吟風》など、全てが「ふれる」ことのできる作品で構成されています。

《茶の湯に吹く風》記録映像  
 Director:MATHRAX
 Camera:Kenji Tanaka
 Editor:Kenji Tanaka, MATHRAX
 Performance:Mieko Asada, Masayo Miyamoto(Sakai Plaza of Rikyu and Akiko)
 Special Thanks:Kenji Kagawa

MATHRAX